JavaScriptにおけるfor文のまとめ

今回は言語において基本中の基本であるfor文について取り上げます。

for

forというのはfor three daysなど期間を表す意味として使われます。 このようにfor文は決められた回数のなかで何か繰り返し処理を書きたい時に使います。これとは対照的なものとしてwhileなどが挙げられます。

(例)

const names = ["香川", "南野", "中島", "堂安", "柴崎"];
for (let i = 0; i < names.length; i++) {
  console.log(`サッカー日本代表選手${i}`);
}

// 実行結果
/*
香川
南野
中島
堂安
柴崎
*/

for in

オブジェクトの中から何かを取り出したい時 (例)

const obj = {
  name: "太郎",
  age: 23,
  address: "Tokyo"
}

for(let item in obj){
  console.log(item);
}

// 実行結果
/*
name
age
address
*/

for of

配列の中から何か値を取得したい時

(例)

const fruits = ["apple", "orange", "grape", "banana"]
for(fruit of fruits){
  console.log(fruit);
}

// 実行結果
/*
apple
orange
grape
banana
*/

forEach

配列の一つ一つのデータに対してコールバック関数を適用することができます。

const numbers = [0, 1, 2, 3, 4, 5];
numbers.forEach((value, index, array) => {
  ...処理内容
})

コールバック関数の引数は最大で3つ受け取れます。 第一引数は、配列の値、第二引数はインデックス番号、第三引数はforEachの対象となっている配列になります。

注意する点としては、コールバックの関数内でbreakやcontinueは記述することができないということです。

まとめ

for offorEachは配列に対して行うものですが、forEachの場合コールバック関数を使うことで配列内の 値を何かしたいといった時に便利です。一つ一つの構文がどのような役割をもっているかを理解しておくことは大切です。